原英莉花のスイングプレーン分析評価(DTL)

原英莉花のスイングプレーン分析評価(DTL)



原英莉花のスイングプレーン分析評価(DTL)

原のスイングプレーンはアドレスから トップまでクラブヘッドをプレイ上を正確 に通過させ、切り返しでは自然な車起動へ 行こう。特にP5、P7のダウンスイング では右肘の位置とクラブ角度が見事に連動 し、インサイドからのアプローチを確実に 再現している。フォロー以降もヘッドが プレーン上を抜けており、無駄なフェース ローテーションを排除している。 P1アドレス状態の全計画が安定し、下 半身の利気味がない自然な構え。肩、腰、 膝のラインが平行でターゲットへの意識も 明確。体感の中心に重心があり、スイング 全体の安定性を予感させるアドレスである 。 P2テイクバック初期。クラブと体感の 同調が見事。腕の動きが先行せず右股関節 の回転で指導している。クラブヘッドの 軌動はプレーン上にあり、スイングテンポ のリズムが非常に良い。 E3ハーフバック 左肩がしっかり回り、右膝の角度も維持さ れている。手元は体の正面にあり、 フェース面もスクエア。体感手導のバック スイングでスイング起動が理想的に保たれ ている。 P4トップ。右肘が適度に畳まれ、左腕は 肩のラインに並行。頭の位置がぶれず バランスの取れたトップ状態と下半身の ねじれXファクターが最大化し距離への エネルギーを蓄えている。 P5ダウンスイング初期切り返しで下半身 リードが鮮やか。左膝がスムーズに動き腰 の回転が先行。腕は遅れて降りてくる理想 的なシークエンスでインパクトへの正確な 再現性が高い。 P6ハーフダウン。クラブシャフトが プレーンに添い、シャロが起動で降りて いる。右肘が対速に引き寄せられ、 インサイドからのアプローチが明確。 力強くも無駄のない形である。 E7インパクト 左足がしっかり伸び、体感が強く支えて いる。手元はボールの前方にあり、ハンド ファーストで正確なロフト管理。 インパクトゾーンが長くヘッドの加速が 効いている。 P8フォロー初期。腕の伸びが美しく フェースの回転量も適正。下半身が粘り ながら回転しており、エネルギーを無理 なく伝達。打ち抜く強さと方向性の両率が 感じられる。 Pナインフォロー中盤。体の回転が止まら ず、左肩が高く抜けていく。軸がぶれない ままリリースが完了し、ヘッドスピードを 余ますことなく放出。安定した弾道を予感 させるスムーズな動き。 Pテフィニッシュ。体重が完全に左足に 乗りクラブが肩の上に収まる美しい完結 姿勢。バランスリズム柔軟性の3拍子が 揃い黒らしい完成度の高いスイングである 。

原英莉花のスイングプレーンは、非常に安定したオンプレーン型である。
アドレスからトップまで、クラブヘッドはプレーン上を正確に通過し、切り返しでは自然なシャロー軌道へ移行。
特にP5〜P7のダウンスイングでは、右肘の位置とクラブ角度が見事に連動し、インサイドからのアプローチを確実に再現している。
プレーンの傾きは安定しており、上下動がほとんどないため、打点の再現性が極めて高い。
フォロー以降もヘッドがプレーン上を抜けており、無駄なフェースローテーションを排除した「直線的なスピード型スイング」。
全体として、飛距離と方向性を両立した理想的なプレーンバランスを保っている。

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