2004 133回 全英オープン(後半)スコットランド ロイヤルトゥルーンGC

2004 133回 全英オープン(後半)スコットランド ロイヤルトゥルーンGC



2004 133回 全英オープン(後半)スコットランド ロイヤルトゥルーンGC

フロントナインで1イーグル、1バーディとスコアを伸ばしてきたミケルソンは13番でボギー。バーディが欲しい16番で確実に1つスコアを伸ばしたが、それ以外はパーセーブがやっと。ハミルトン、エルスの1つ前の組をまわっていたミケルソンはトータル9アンダーで一足先に18ホールを終えた。

一時は脱落したかに思われたエルスだが、16、17番の連続バーディで復活。ハミルトンに1打差の10アンダーで18番を迎えた。最終ホールのティショットで、エルスが確実にフェアウェイを捕らえたのに対しハミルトンは右の深いラフへ打ち込んでしまった。2打目は引っ掛けてしまい左のラフに行く大ピンチ。なんとかその後グリーンを捕らえ2パットでボギー。一方エルスは2打目をバーディチャンスにつけたが、ウイニングパットをショート。結局、エルス、ハミルトンが10アンダーで並びプレーオフに突入した。

「全英オープン」はサドンデスでなく4ホールで争われる。今大会は1、2、17、18番でのプレーオフとなった。1、2番は両者ともパー。そして17番のパー3、エルスがティショットを左に引っ掛けアプローチも寄らず入らずでボギー。ハミルトンはパーをセーブし、最終ラウンドの状況と同じくハミルトンの1打リードで18番を迎えることとなった。

エルスはまたしてもバーディチャンスにつけたが、ハミルトンは2打目を大ショート。このピンチをフェアウェイウッドによるアプローチで見事ピンそばに寄せパーをセーブ。バーディパットを外したエルスを振り切りメジャー初優勝を果たした。

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