Based on a true story about a Japanese woman, seeking her true love, who lived in Korea before, during, and after World War II but is forced to move back to Japan.
第1回「釜山港の別れ」
1945年、終戦を迎えた朝鮮半島・釜山で吉江朋子(長谷川京子)と木戸俊二(眞島秀和)は出会った。この地で父も母も亡くし一人になった朋子を気遣い、熱い思いで肩を抱きしめる木戸。彼は創氏改名で日本名を名乗る朝鮮人だった。木戸の愛を一度は拒み、初めての日本へ引き揚げる朋子。木戸は朋子を港まで追いかけて、カササギのブローチを渡す。身寄りのない日本での困難な生活、朋子が思い出すのは木戸のことばかりだった…。