「全英以来かな」渋野日向子が“大下剋上”の上位争いで感じた手応えと悔しさ

「全英以来かな」渋野日向子が“大下剋上”の上位争いで感じた手応えと悔しさ



「全英以来かな」渋野日向子が“大下剋上”の上位争いで感じた手応えと悔しさ
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LPGAドライブオン選手権 最終日
渋野日向子にとって今季3戦目、そして自身米本土初戦となった「LPGAドライブオン選手権」。今季ツアー初の144人フルフィールド戦のなか、渋野日向子はトップ10入りを果たして4日間を終えた。

初日を考えれば“まさか”の展開だった。「OBの一発が心にきた」と前半15番にドライバーでのティショットを右に大きく曲げてダブルボギーを叩くなど「74」で2オーバー・126位タイ発進。伸ばしあいのなかカットラインには4打ビハインドで、予選通過には黄信号がともったようにさえみえた。

だが、2日目になると“劇場”が開幕。8バーディを奪う米ツアー自己ベストタイの「64」でカットラインを3打上回って決勝ラウンド進出。そして3日目には後半すべて1パットを記録する「65」で、36ホールで合計『15打』縮めるトータル13アンダーまで伸ばし、7位タイに急浮上した。

そして3打差逆転をねらった最終日は6バーディ・3ボギーの「69」でフィニッシュ。「初日の位置から考えたら大下剋上ですよ」。7位タイで戦いを終えた。

トップ10で最終日を迎えたのは昨年10月の「LPGAメディヒール選手権」(3日目3位タイ→最終8位タイ)以来のこと。その時は5打差を追いかける位置からで前半1オーバーで折り返したことから「上を狙えるようなスタートではなかった」と振り返り、自身の感覚としてはV争いは「全英以来かな」。最終日最終組でメジャー2勝目をねらった昨年の「AIG女子オープン」(全英)が頭をよぎる。

Video: https://youtu.be/Ryekzf3ZJKg

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2 comments
  1. 今後、大爆発じゃなくても常に初日アンダーで回ることが、上位争いを展開できるカギを握ると思う。

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