日本から見たサピエンス全史#12◉田中英道◉和同開珎は何故日本で流行らなかったのか?中央アジアから来たユダヤ人の影響とは

日本から見たサピエンス全史#12◉田中英道◉和同開珎は何故日本で流行らなかったのか?中央アジアから来たユダヤ人の影響とは



主には古墳時代〜飛鳥時代〜奈良時代にかけての日本では、大陸からの影響を様々な面で受けていたが、それは主には中国や朝鮮からではなく、中央アジアからやってきたユダヤ人の影響(秦氏、多胡氏)である、と田中英道氏は確信する。
和銅元年(708年)に誕生した初めての貨幣「和同開珎」は、まさに渡来人・多胡羊太夫(たご ひつじだゆう。群馬県在住)の発案である。しかしそれがほとんど流通しなかった。日本人が古来より持っていた価値観と相容れなかったためである。
しかし彼らは様々な技術をもたらした。土木技術はその最たるもので、この度世界遺産になる、仁徳天皇陵など古墳は、彼らの技術の賜物である。

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<目次的な!>
・古代日本文明はいかに西方の渡来人から影響を受けたか
・中国/朝鮮の影響よりも中央アジア(ユダヤ)の影響が濃い
・外国の影響は良い面だけでなく悪い面もある
・渡来民族の悪い一面 = 暴力性
・日本の武士道は守りが基本、争いは避ける、しかし戦えば勝つという教え
・崇神天皇(第10代)の紀元前1世紀以降、大陸の影響を受け始める
・7世紀(飛鳥時代)以降は、白村江の戦い、壬申の乱などが起こる
・縄文、弥生の時代はほとんど争いをしていないことは考古学的にわかっている
・世界に目を向けることは良いことだが・・・悪い影響も受ける
・崇峻天皇(32代)を殺したのは東漢氏(あずまあやし / 秦氏と同じ渡来系)※蘇我氏の護衛などを担当し武力に優れていた
・大陸的なものに慣れない日本人の存在
・雄略天皇(第21代天皇)
 5世紀後半に在位 第20代安康天皇らを殺害し即位
 秦氏などの渡来人を政権内に重用した強権的君主
 高句麗や百済にも出兵&交易を深め 古代中国の『宋書』に ある倭の五王(讃・珍・済・興・武)の武にあたるとされる人物
・雄略天皇(第21代)の時代、5世紀後半の日本
・<渡来人の影響力が増した暴力的な時代>
 大量の秦氏を受け入れた応神天皇(第15代 / 4世紀頃)以降顕著になってくる
・秦氏が神社をたくさん作ったのは、怨霊や祟りを祓うため
・殺人や怨霊を忌み嫌う、日本人の感受性
・大量虐殺を平気で行う大陸の野蛮な民族(モンゴルとか)
・「祓う」「清める」という神道の役割
・キリスト教でいう“原罪”は、次に行う罪を軽くする
・恨み・辛みという感情を安らかに鎮めようとする日本人
・日本人とお金 (15:10)
・日本最初の流通貨幣
・和同開珎(わどうかいほう / わどうかいちん)
 和銅元年(708年)に発行された日本で最初の貨幣
 現在の埼玉県秩父から和銅が発見された
・多胡 羊太夫(たご ひつじだゆう)
 上野国(現在の群馬県 / 上毛野国)で郡司として活躍(7世紀後半)
 渡来の焼き物、養蚕など 新しい技術を導入したとされる
 ※はっきり言ってユダヤ人、羊と馬を日本に持って来た
 群馬という名前の由来もそこにある?
・ユダヤ系人(秦氏)がもたらしたもの
・<秦氏の名の由来>
 ヘブライ語で「ユダ族」を「(イェ)ハダ」という
 「秦(ハダ)」はユダ族という意味とのこと
・土木技術ももたらした(この時代に古墳がたくさん出来たのも彼らの影響。群馬県は古墳の数が最も多い)
・仁徳天皇陵
 大阪府堺市堺区大仙町にある 長さ525m 高さ40mの日本最大の前方後円墳(大仙陵古墳ともいう)
 ※応神天皇陵(425m)が2番目の大きさ
 ※2019年7月に世界遺産に登録される見通し(賛否あり)
・絹織物の技術も彼らがもたらした(群馬になぜ絹産業がさかんか?富岡製糸工場の元祖は多胡氏のユダヤ人か?)
・日本のお金はお米だった
・お米は神への捧げ物(単なる食物ではなく感謝の念を持つもの)
・稲作がうまくいかない年はお上からお米を借り受けていた
・出挙(すいこ)
 利子付き貸借のこと 8世紀の養老律令に初出した言葉
 農業生産の推進・奨励のため稲の種子を貸与した
・しかし和同開珎は日本人の間ではほとんど流通しなかった
・憂慮した政府は以下の法令を出す
・蓄銭叙位令(ちくせんじょいれい)
 和銅4年(711年)一定量の銭を蓄えた者に位階を与えるよう定められた法令
・日本人にとってのお金と労働の概念
・利益や蓄財のためにお金を使うことは考えなかった当時の日本人
・明治以降簡単に西洋式の通貨・金融に慣れたのは、お礼として捉えたから
・利子はあくまで「お礼」という概念
・お礼は日本の慣例となっている(お中元お歳暮など)
・ユダヤ人的な金銭・金融感覚により近代の資本主義はつくられたと言える
・しかし「文化」はユダヤ人たちにはつくれない
・ユダヤ人は文化を買ったり破壊することはできる
・ユダヤ人芸術家は既存文化の破壊を作品のテーマとしている
・文化は土地に根ざした共同体の中から生まれる
・日本人が文化を生み出せる理由
・ギリシャと欧州ルネッサンスと日本、それが世界三代文化
・秦氏が日本の文化に魅せられた理由
・一神教を捨ててまで日本に同化した秦氏
・さんざんキリスト教の布教を行なって来たが日本には1%程度しか普及しない
・西洋的な考え方に揺るがない日本の伝統と文化
・特に戦後は日本の文化を破壊する動きが多かったが、結局1%以下に過ぎない
・サミュエル・ハンティントン(1927年 – 2008年)
 米国の国際政治学者『文明の衝突』(1996年)が有名
 日本文明についての言及多数あり
・一方ではユダヤ人の人たちと日本人は友好になれる(お互い無いものを持っている)
・日本と世界の歴史が日本人によって書かれないとダメだ
(というコンセプトで本番組は行われています!)

#和同開珎 #古墳時代 #群馬の謎
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田中英道「日本から見たサピエンス全史」#12
収録日:2018年5月8日
45分

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  1. 開始時間から34:53のあたりで、田中英道先生のお薦めされている田中先生がお書きになった本のタイトルをお聞かせくださいませ、、。とっても読みたいです。

  2. 日本の歴史、民族性など日本人として知っているべき事を教えて頂いてありがとうございます。

  3. 大変興味深いお話を有難うございます。江戸時代に貨幣経済になっていたにも関わらず、武士の禄は米で払われていたお話は、小名木善行先生も指摘されていたと思います。日本人の精神性を良く表していますね。お金はどれだけでも貯める事が出来、限りない欲望で富を独り占め出来ますけれど、お米は一人で無限には食べられませんんし、蓄えておいても腐ってしまいます。富は自分の為に貯めるのではなく、皆の為に使う事、それが巡って又返って来る。昔の日本人はその様に感じていたと思います。

    日本でもユダヤ人が金貸しで儲けようとしたのに、出来なかったと言うのは、愉快な話ですね。ただ、現代の日本人は、かなりユダヤ的感覚になっている様ですが。特に経済を語る方々。

  4. 中央アジアって、具体的にどこの事でしょうか?インドあたり?
    ユダヤ人の影響ってウィグルテュルク系民族ですか?

  5. この手の、資料はむずかしく中々専門家でないと無理ですのでどうしても自分で出来るものではありません、解り易い、お話に感謝します。

  6. たいへん興味深く拝聴させていただきました。腑に落ちすぎて、失礼ながら、爆笑したパワーワード→37:50「どっしりとした田舎っぺ」 使わせていただきます。
    私は技術職に関わるものですが、技術においても、全く同感に思います。流浪の民のような発想の人達は一時期は盛んでも、結局は根付かない。着実に事を組み上げていくは、地に足を付けた地味で地道な、どっしりとした田舎っぺ達だと思います。

  7. ユダヤ人は破壊することしか出来ない、ピカソは、破壊しかしていない。なるほどな、と思います。ある意味では、欠陥なのかもしれない。弓月国の人々を日本に、渡るために、天皇が、朝鮮へ出兵した。凄い発見である。それにより、大規模な土木工事、絹生産文化、を恩義を忘れず伝えた。またもや、目から鱗である。何故世界的文化や、技術が日本に、存在するのか、不思議でした。それ以上に、その血が、縄文人を大きく世界規模の新文化人にさせたのだろう。

  8. お話は分かりますが、この日本的感情が今の非情偽善の世界では悲しいかな付け込まれ弱さに繋がって(最近では大亜戦争、南京大虐殺や朝鮮被害者捏造詐欺で集られるなど)のが現況です。なので現日本人感情思考を使い分けねばいけません!

  9. 藤原という姓を与えられたのは、不比等の父である中臣鎌足です。
    与えたのは勿論、大化の改新を共に起こした盟友の天智天皇です。
    喧嘩別れしていましたが鎌足が亡くなる前に和解した時の事です。
    自分の人生の全てを決定づけるような時に隣にはずっと彼がいた。
    そんな彼と仲違いをしたままで天智天皇はどうしていられようか。
    危篤の一報を聞き真夜中に馬で彼の家まで駆けた天智天皇に胸熱!

  10. 先生の話聞いてると 希望が湧きあがってくるな。 明るい日本の未来が見えそうやわ。

  11. 田中先生は、旧帝大である元東北大学文学部教授(西洋美術史)と言うご立派な学者なのだから、秦氏が、ユダヤ人であると言う学術的一時資料なり、二次資料でもいいので学術的に
    有力な根拠を明示して、論をする展開する義務が学者としてあるはずです。それをせずして、主観と憶測、ファンタジー(想像)だけで論を展開するのは、学術界に所属する学者の姿勢と
    しては大いに問題があります。(埴輪が、明らかに中世より後世のユダヤ人ラビの典型的コスチュームに偶然似ているからと言うのは学術的根拠には該当しません。)

  12. 今回も大変興味深い内容で、聞きながら何度も‘ なるぼど!’ と、声が出ました。
    このようなお話を聞けるのは、世界中でこの林原チャンネルだけでしょう!
    ありがとうございます。
    サプリ、買います。

  13. 罪を犯す前提かのような主の祈り。我らに罪を犯す者を我らが許す如く 吾らの罪をも許し給え……毎日唱える内に少し卑屈で罪悪感有りの、一方で開き直る性格になるのは ある意味自然に思えました。その違和感を持ちのめり込めなかった日本人の一人が私かも。教えに感謝して 友好的な異文化やユダヤ人と共存してきたDNAのようなものを、最近うっすら感じます。
    田中先生のゆったりした誠実な語り口に 
    悠久の歴史 美しい人や文化の調和を感じて……
    うっとりするくらい面白かったです!

  14. このシリーズの再生数が伸びないのが悲しい。グローバリズムを反対する識者も視聴者も中途半端なナショナリズムの認識力がグローバリズムを泳がせてしまって、グローバリズムに加担している事に気付いていない。又は知っていて、黙っているのか、否定する者までいる。GとNは表裏。交わるにしても認識力による塩梅が必要。このシリーズがSakuraTVやDHCTVの何万以上の視聴数や何百のコメントになればナショナリズムの普及が早まると思うが良い方法は何だろうか?

  15. 「どっしりした田舎っぺ」…
    私に響きました(*≧∀≦*)
    有難うございました❗️

  16. 田中氏はキリスト教徒を軽侮しているようで腹立たしい。日本の仏教や新唐にも一神教の影響を受けているもしくは一神教の協議を日本語で別途表現したものがあることを知らないのだろうか?または自分のキリスト教に対する反感を正当化するためにことさら無視しているのだろうか?

  17. 秦野氏や多胡氏らは日本人に感化され同化したとの田中先生の見方は大変な洞察力だと思うわ‼️群馬県にはユダヤ系の鼻が高くほりの深い顔立ちの人たちがいるわ‼️

  18. 銅は上野國で發見されたというのは始めて聞きました。
    續日本紀では武藏國秩父にて發見されたとありますが、これは間違いでせうか。
    秩父では銅採掘跡や精錬・鑄造に關わる遺蹟も私は存じ上げませんので、續日本紀の誤記でせうか。
    周防國鑄銭司跡からは上記の三遺構も發掘されていますので、こちらが主生産地であったと思われます。
    羊太夫は古代の文献には見られませんので、私は傳説上の人物と理解していました。
    和同開珎以前の無文銀銭や富本銭は貨幣でないとのことでせうか。
    和同開珎は發掘でも大量に見つかっており、皇朝12銭の中でも量が突出しておりますので、都ではかなり流通したのではないでせうか。

  19. 私たち日本人が日本人たる事を掘り下げ、身につけ直す事で、「悪を抱きまいらせる」、ユダヤと和合し彼らの世界支配の野望を挫く事が出来るのだと感じました。
    ありがとうございます。

  20. いろいろ腑に落ちるお話でした。日本古代は記録に乏しいため、”よくわからない”で済ましているのですが、
    巨大古墳の造営、律令制度の導入と運営、貨幣・度量衡の制定など、当時の日本人が独自に始めたにしては、
    やや突飛すぎると思っていました。

  21. 田中先生は日本国の青森県新郷村にあるエイス、キリストの墓です、これはほものなのかこれを聞かせてください。

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