TOTO ジャパンクラシック 事前情報 山下美夢有 佐久間朱莉 古江彩佳 神谷そら 河本結 ミンジー・リー 竹田麗央 【スタッツ解説】
今回は、11月6日から開催となる
TOTO ジャパンクラシックについて語っていきたいと思います 2025年第33戦
今大会の開催場所は滋賀県での開催となります まずは、TOTO ジャパンクラシックの概要についてですが
開催日は11月6日から11月9日の4日間競技となっています 賞金総額は210万ドル
優勝賞金は31.5万ドルとなります 開催場所は、滋賀県の瀬田ゴルフコース 北コース
全長6,616ヤード、パー72のセッティングとなっています この大会は日本で開催される
唯一の米女子ツアーの試合となります そして、米女子ツアーのアジアシリーズとして
最終戦の舞台が日本となります 米女子ツアーからは43名
日本女子ツアーからは35名の選手が出場となります さらに、この試合に優勝すれば
来年の米女子ツアーのシード権を獲得することができます 米女子ツアーを目指す選手にとっては
チャンスを掴める重要な試合になりそうですね 日本での試合となるので
当然ながら日本勢の選手は有利になってきます TOTO ジャパンクラシックは
1973年からLPGAジャパンクラシックとして開催されました 1975年からはLPGA美津濃クラシック
1980年からはマツダジャパンクラシック 1993年からは東レ・ジャパンクイーンズカップ
1998年からはLPGAジャパンクラシック 1999年からはミズノオープンレディーストーナメントと統合されて
ミズノクラシックと改名され 2015年から現在の
TOTOジャパンクラシックとなっています 2003年にアニカ・ソレンスタム選手が通算24アンダーで優勝となり
大会トーナメントレコードを出しています 開催場所となる、瀬田ゴルフコース 北コースは
滋賀県にあるゴルフ場です 1967年に開場しているゴルフ場で、歴史を感じさせる風情があり
フェアウェーは広く爽快なドライバーショットが楽しめる丘陵コースです プレイヤーの個性によっても、戦略性が求められ挑戦しがいもあります
各選手がどのようなコースマネジメントでプレーするのか注目ですね ディフェンディングチャンピオンは竹田麗央選手となります
通算15アンダーでの優勝でした この大会は悪天候の影響で
54ホールに短縮されて行われました 初日は15位とまずまずのスタートでしたが
2日目にスコアを伸ばして一気に4位まで浮上 最終日はトップと3打差を追う展開となりました その最終日には、67というビッグスコアをマークしてトップタイに
並び、マリナ・アレックス選手とのプレーオフへ突入します 6ホールにわたる激しい戦いの末
最後は見事なバーディで優勝を決めました この優勝で米女子ツアーのシード権を獲得し
今季はアメリカでも素晴らしい活躍を見せています そして今シーズン、スタッツとしては、平均飛距離が32位
フェアウェイキープ率が39位、パーオン率が1位 サンドセーブ率が34位
パーオン時の平均パット数が88位となっています またストロークゲインドについては
ティートゥグリーンが1.88、オフザティーが0.57 アプローチが1.18、アラウンドグリーンが0.13
パッティングが-0.49、となっています アイアンショットの精度は世界トップクラスで
ドライバーの飛距離も大きな武器となっています 前回のメイバンク選手権では41位という成績でした ここ最近は上位争いから遠ざかっていましたが
BMW女子選手権でトップ10入りを果たし 復調の兆しを見せていたのですが
メイバンク選手権では初日に出遅れてしまいます それでも、最終日に向けて60台のスコアをマークしているので
再び調子を取り戻してきている印象もあります 今回はLPGAからの出場となりますが
久々の国内戦ということで注目が集まります 大会を盛り上げるプレーを見せつつ
連覇に向けての活躍に期待したいですね 続いて個人的に気になる注目選手について
語っていきたいと思います まずは山下美夢有選手 スタッツとしては、平均飛距離が143位
フェアウェイキープ率が2位、パーオン率が19位 サンドセーブ率が4位
パーオン時の平均パット数が5位となっています またストロークゲインドについては
ティートゥグリーンが0.33、オフザティーが-0.13 アプローチが0.30、アラウンドグリーンが0.16
パッティングが1.29、となっています ドライバーショットの精度が非常に高く
パーオン率も上位クラス さらに、そのチャンスをしっかりと沈めるパッティングの精度も
素晴らしく、ショットからパットまで安定した総合力が光ります 前回のメイバンク選手権では、見事な逆転劇で優勝
ルーキーイヤーにして米女子ツアー2勝目を挙げました 最終日は11位
首位と8打差の位置からのスタートでしたが トップ勢がスコアを伸ばせない中
ノーボギー・7バーディという圧巻のプレーで一気にトップに並びます その後、3人によるプレーオフに突入 雷雲接近による中断という状況が発生した中でも冷静さを保ち
1ホール目でバーディを奪って優勝を決めました 勢いも調子も抜群の状態ですので
今大会でも優勝争いを見せてくれる可能性が十分にありますね 続いて佐久間朱莉選手 スタッツとしては、平均飛距離が12位
フェアウェイキープ率が56位、パーオン率が18位 リカバリー率が4位、サンドセーブ率が4位
パーオン時の平均パット数が3位となっています ドライバー、アイアン、ショートゲームと
あらゆる分野で高いレベルを誇る、総合力抜群の選手です 前回の三菱電機レディスでは7位という成績でした 最終日を1打差の2位でスタートし
逆転優勝への期待が高まりましたが イーブンパーのプレーにとどまり
惜しくも順位を落とす結果となりました 現在、メルセデス・ランキングでは堂々の1位
年間女王に最も近い位置につけています 優勝ならさらに大きなポイント獲得となるところでしたが
確実にポイントを積み重ね、2位に約540ポイントの差をつけています さらに、今大会で優勝すれば
米女子ツアーへの挑戦も視野に入っているとのこと 勢いそのままに
今回も上位での活躍を見せてほしいですね 続いて古江彩佳選手 スタッツとしては、平均飛距離が121位
フェアウェイキープ率が6位、パーオン率が20位 サンドセーブ率が60位
パーオン時の平均パット数が47位となっています またストロークゲインドについては
ティートゥグリーンが0.61、オフザティーが0.07 アプローチが0.57、アラウンドグリーンが-0.04
パッティングが0.31、となっています ドライバーショットの精度が高く、アイアンやパッティングも
安定しており、総合的にバランスの取れたプレーが持ち味の選手です 前回のメイバンク選手権では9位と好成績を収めました 今季は昨年と比べると上位争いの回数が
やや減っている印象もありますが メイバンク選手権では4日間すべて60台のスコアをマークしており
調子は確実に上向いているようです また、今季は国内戦にも複数出場しており
日本の芝にも十分慣れてきています この流れのまま
今大会でも上位での活躍を見せてほしいですね 続いて神谷そら選手 スタッツとしては、平均飛距離が1位
フェアウェイキープ率が95位、パーオン率が16位 リカバリー率が38位、サンドセーブ率が73位
パーオン時の平均パット数が1位となっています ドライバーの飛距離、そしてパッティングのスタッツが
ともに1位という、圧倒的な数値を誇っています さらにアイアンショットの精度も高く
非常にバランスの取れた選手です 前回の三菱電機レディスでは7位という結果でした 最終日はトップと2打差を追う展開
前半はバーディを量産して勢いに乗りましたが 後半にボギーが重なり
惜しくも優勝には届きませんでした ただ、左足首の痛みの影響もありまだ万全の状態とはいえません
その状況を考えると素晴らしい健闘といえるでしょう 現在メルセデス・ランキングでは2位につけており
年間女王争いに向けてポイントを積み重ねたいところです 昨年は米女子ツアーの
Qシリーズ2次予選会にも出場しており 今大会で優勝すれば
いよいよ米女子ツアーへの挑戦も現実味を帯びてきそうですね 続いて河本結選手 スタッツとしては、平均飛距離が50位
フェアウェイキープ率が53位、パーオン率が27位 リカバリー率が1位、サンドセーブ率が6位
パーオン時の平均パット数が2位となっています グリーン周りのアプローチやパッティングなど
ショートゲームの技術が非常に高い選手です 前回の三菱電機レディスでは見事2位に入りました 最終日はノーボギーで5つのバーディを奪う安定したゴルフを見せ
なんと8人抜きの追い上げを見せました 現在メルセデス・ランキングでは3位
上位とのポイント差はまだありますが 残りの試合で上位フィニッシュを重ねていけば
年間女王争いにも十分食い込める位置です 今季すでに2勝を挙げており、その後もトップ10入りが続いているだけに
今大会でも高いレベルのプレーを見せてくれそうですね 続いてミンジー・リー選手 スタッツとしては、平均飛距離が38位
フェアウェイキープ率が85位、パーオン率が9位 サンドセーブ率が1位
パーオン時の平均パット数が9位となっています またストロークゲインドについては
ティートゥグリーンが1.00、オフザティーが0.64 アプローチが0.22、アラウンドグリーンが0.14
パッティングが1.22、となっています ドライバーの飛距離があり
アイアンショットの精度も高いバランスの取れた選手です さらにパッティングのスタッツも優れており
総合力の高さが光ります 前回のBMW女子選手権では10位という好成績を残しています 今季は海外メジャー「全米女子プロ」で見事優勝を果たし
今季はトップ10入りも多く、非常に安定したゴルフを見せています CMEグローブランキングでは現在2位、今大会にLPGAから
出場する選手の中で、最も高いランキングに位置しています そして、もしかすると
日本の大会に出場するのは今回が初めてかもしれません どんなプレーを見せてくれるのか
非常に楽しみですね ということで、TOTO ジャパンクラシックについての概要や事前情報
そして注目選手について語ってみました 今回もゴルフの話がたくさんできて大満足です
それではまた
00:00 はじまり
00:14 TOTO ジャパンクラシック
01:15 大会の歴史
02:00 瀬田ゴルフコース 北コース
02:26 前年優勝者 竹田 麗央
04:28 注目選手
04:33 山下 美夢有
05:58 佐久間 朱莉
07:08 古江 彩佳
08:19 神谷 そら
09:34 河本 結
10:31 ミンジー・リー
▼参考情報
TOTO ジャパンクラシック
https://toto-japan-classic.com/
JLPGA – TOTO ジャパンクラシック
https://www.lpga.or.jp/tournament/jlpgatour/2025/5027/info
TOTO ジャパンクラシック – Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/TOTO%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%91%E3%83%B3%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%82%B7%E3%83%83%E3%82%AF
瀬田ゴルフコース 北コース
https://www.princehotels.co.jp/golf/seta/north/
竹田 麗央
https://www.lpga.com/athletes/rio-takeda/102615/overview
https://www.lpga.or.jp/members/info/1006572
山下 美夢有
https://www.lpga.com/athletes/miyu-yamashita/102077/overview
https://www.lpga.or.jp/members/info/1004992/2023
佐久間 朱莉
https://www.lpga.or.jp/members/info/1005446
古江 彩佳
https://www.lpga.com/athletes/ayaka-furue/100689/overview
https://www.lpga.or.jp/members/info/1005001
神谷 そら
https://www.lpga.or.jp/members/info/1005400
河本 結
https://www.lpga.or.jp/members/info/1002999
ミンジー・リー
https://www.lpga.com/athletes/minjee-lee/98193/overview
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▼出場選手
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▼日本女子ツアー 2025年 シード選手
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