「雷雲に阻まれた北海道meijiカップ初日 山下美夢有、冷静に暫定21位発進」
北海道の大地を舞台に繰り広げられる国内女子ゴルフツアー第20戦「北海道meijiカップ」初日。2025年8月8日、札幌国際カントリークラブ島松コース(6642ヤード・パー72)で始まった大会は、朝から緊張感と高揚感に包まれていました。しかし、午後になると大自然がその姿を変え、雷雲が忍び寄ります。遠くから低く響く雷の音がプレーヤーたちの集中力を試すかのように鳴り響き、ついに競技は中断。そして天候の回復が見込めないまま、この日はサスペンデッドとなりました。
71人もの選手がホールアウトできずに残る中、前週のAIG女子オープンで日本女子史上6人目のメジャー制覇を果たした山下美夢有は、12ホールを終えて1アンダーの暫定21位。フェアウェイを歩く姿からは、世界を制した自信と冷静さが漂っていました。前半アウトコースは3バーディ・1ボギーの34で折り返し、後半インの12番でボギーを叩いた直後に中断のアナウンス。それでも山下は「前半から雷の音がしていたので、いつ中断になってもおかしくないと思っていました」と落ち着いて振り返ります。
この日、ギャラリーからの注目はひときわ大きく、スタートホールでは「全英女子チャンピオン、山下美夢有!」とアナウンスされ、拍手とカメラのフラッシュが一斉に沸き起こりました。彼女は少し照れ笑いを浮かべながら「初日からたくさんの方に来ていただいてうれしかったですし、いつもと違う雰囲気ですごいよかったです」と語ります。その言葉の端々から、国内ファンの前で戦う喜びと誇りが感じられます。
グリーン上ではやや苦戦も見られ、「グリーンがどれだけ転がるか、ラフからどれだけ転がるか、その縦距離が合っていない感じ」と分析。課題を明確にし、翌日に向けて修正を誓います。「明日は縦距離を合わせられるように頑張りたいです」と言い切るその表情には、勝者としての責任感が宿っていました。
暫定首位には、17ホールを終えて4アンダーの入谷響と、14ホールを消化して同じく4アンダーの森田遥。彼女たちもまた、不安定な天候の中で集中力を保ち、スコアを伸ばしました。しかし、この大会の視線はやはり山下に集まります。前週の栄光を経て挑む国内戦は、スコア以上に精神面の強さを試す場となりました。
雷雲に遮られた初日でしたが、観客席には温かい空気が流れ、ファンたちは「明日が楽しみだ」と口々に話しながら会場を後にします。北海道の空が晴れるかどうかは分かりません。しかし、山下美夢有の心は揺らぐことなく、冷静さと闘志を兼ね備えたゴルフが翌日も展開されることは間違いありません。サスペンデッドとなったこの一日も、彼女にとっては次の一歩へとつながる大切な時間だったのです。
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