ちょっとだけゴルフ研究-21 ボールがあるとなぜ素振りのようにスイングできないのか-part2
[音楽] 皆さん こんにちは素ぶり です皆さんも素ぶりの時は力が抜けていて 窮屈に感じない でしょうところがボールがあると ねなんか力が入るんですよね 構えた時はいいんだ けどトップに行くと急に窮屈になりません かボールはまだ売っていないんです よそして振り下ろすとするとこれがまた すごい力が入り ます力を抜けと言われても抜けませ んそしてこんな風になりますなんでですか ね ボールがないと楽な スイングでもボールがあるだけで窮屈な スイングなんでなのか簡単そうで意外と 答えられない でしょこれ頭に原因があるん です頭と言っても頭の中身ではないです よ顔の向きなんです ボールがある場合とない場合で比較してみ ましょう上画面はボールがありますトップ への動作 ですボールを見ているので顔はボールに 向いています ね今度は下画面ボールがありませ んボールを見る必要がないので顔は右に 向いています 今度は上画面のダウン スイングボールを見ているので顔はボール に向きますよ ね一方下 画面ボールを見る必要がないので顔は左に 向いています皆さんも実際のスイングと 素ぶりを撮影して比較してみると良い でしょう顔の向きがスイングにどんな影響 を与えるの かまずトップへの 動作トップで窮屈に感じるのは上画面 ですなぜ上画面なのか上画面は首がかなり ねじれてい ますしかし下画面は顔が右に向いているの で上画面ほどはねじれていませんそしたら 上画面の方が窮屈に感じると思いませんか 今度はダウン シング上画面顔がボールに向いているので 首は逆にねじれています一方下画面首は ほとんどねじれていません ねそうなるとボールを打つとなぜ力が入る のか首のねじれに原因があるんではと思い ますよ ねしかしそれが根本原因ではないようなん です今度は直立でやってみ ましょう皆さんもやってみるといい でしょうこれが上半身の 回転そしてこれがバックスイングです首は ねじれていますがさほど窮屈には感じませ んそしてダウンスイングへの 点首のねじれは解消されるので全く窮屈さ を感じませんしかし実際のスイングでは トップでかなり窮屈さを感じダウン スイングではさらに窮屈さを感じ ます直立とは明らかに違うんです首には 一体何が起こっているの か実は頭は真っすぐではなくトップでは左 に傾いているんですこのよう に確認してみ ましょうこれが トップ下半身の回転を戻し て体を起こし ます上半身のねじれも戻し て首のねじりも戻し ますどうです頭は左に傾いています ね構では傾いていないんですよだから トップへは頭を左に傾け て左に 回転これがそのままトップ です構では頭が真っすぐですがボールに顔 を向けたままにしておくとトップにかけて 頭は左に傾いていくん です頭がまっすぐだと上半身は楽に回転し て首もねじれ ますしかし頭を傾けると上半身は回転し づらくなってかなり窮屈になるん です頭も一緒なら楽に回転できます よなぜなのかそれは軸が2つあるから ですこれ骨格の 模型背中側から見ています よここが首の骨で軽Yと言います7個の骨 がありますが頭の回転は1番上の骨と2番 目の骨の間が軸となっています模型で表現 し ますこれが首の2番目の骨ねここに突が ありますこの突起に1番上の骨を差し込み ますこのように回転し ますこの回転軸が頭の下にあって回転させ ているの ですそして他のケは基本的に首を曲げる 役割 です頭の回転軸はここね そして上半身の回転軸は共通の ここ胸椎は12個あるんだけどここから上 の10個の胸椎には6骨があって胸側で 繋がっていますだから回転しにくいの しかしこの2個の共通の肋骨が胸側には 繋がっていませんね だからここを軸にして回転しやすいの です共Yは胸の 回転そして首は頭の 回転2つ軸があります軸をイメージでき ました か2つの軸は直線で一致していますね頭を 傾けますよ したら軸の向きは一致しなくなる でしょう頭は回転できますが頭を傾けた ままでは上半身が回転しづらくなるん です今度はこの 模型頭がこのように回転し ますそしてこれが胸の 回転2つの軸 です頭を固定したままでも胸は回転します 首がねじれているということ ねでは頭を傾け ます顔の向きを変えないよう胸を回転させ ます よすると回転させづらいんですねというか 回転させられないんです2つの軸の向きが 一致していないから です顔の向きを変えていいなら回転でき ます よ1つの軸です からですから頭を傾けても頭は回転でき ます が顔を正面に向けたままでは上半身が回転 しづらいの です下 画面頭はどちらにも傾かないので首の ねじれはスムーズなのです しかし上 画面ボールがあるので顔がボールに向き ます頭は左に傾くのでトップは窮屈になり ますバックスイングの始まりではまだ頭が 傾かないのでスムーズなんですが回転する ほど頭は傾いてくるのでどんどん窮屈に なりますだから素ぶりは楽に感じるん ですところで皆さんはどの回転が窮屈にさ せているのか分かっています か胸の回転だと思っていませんかそうでは ありませんよ頭を傾かせているのは あくまでも下半身の回転なん ですこれも念のため模型で確認しておき ましょうこれが胸の 回転頭は傾きも移動もしません今度は下半 身の 回転すると顔は右に移動します ね頭も傾いているように見えます回転前と 比較頭は傾いていますが上半身に対しては 傾いていませんしかしこれでは構えでの顔 の向きとトップでの顔の向きが違って しまいます構えと同じ向きにするには頭を 左に傾けなければなりませんこのように頭 は左に傾いたんですから当然上半身の回転 は窮屈になりますでは頭を傾ける原因は どこにあったの か上半身の回転が原因ではありません ね下半身を回転させたから頭は移動して右 に傾いたことになったん ですだから頭は左に傾けて調整しているん です下半身を正面に向けると頭は左に傾い てい ますこれが構えです よって下半身が回転した時に頭は傾いて群 の回転がしづらくなり首が窮屈になるん です左に傾いた頭を戻せば首は楽に感じ ますダウンスイングもかなり楽に感じ ます楽にスイングしたければこんな トップこれも1つの考え方です ねはい今回はここまでそれでは皆さん さようなら [音楽]
素振りだとバックスイングはスムーズなのに、いざはボールに向かうと窮屈になりませんか?
帝王ジャックニクラウスプロは、テークバックの前にチンバック(顎を後ろに回転)を行っていました。チンバックをするとバックスイングがしやすくなるからです。
実は素振りだと多くの人がチンバックに近い動きを行っているのです。その仕組みをしくみを考えてみます。