「かなりショック」なダボからバウンスバック 渋野日向子はイーブンパーに「まずまず」
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2番で3.5メートルを流し込み渋野日向子はバーディを先行させたが、5番ではトラブルを迎えた。右ラフからの2打目がガードバンカーにつかまると、乗らず、寄らず、入らずで4オン・2パットのダブルボギー。「かなりショックだった」という序盤だったが、立て直しは早かった。
「そんなに引きずることはなかった。ホール数もあったし、7番(パー5)もあったし」。実測127ヤードの6番パー3で手前2.5メートルにつけてひとつ戻すと、459ヤードの7番パー5では2打目をグリーン手前に運んで連続バーディを奪取。バウンスバックで、“借金”はすぐに帳消しにした。
1アンダーで折り返すと、後半は25ヤードの激しい打ち下ろしの13番パー3でボギー。終盤はチャンスにつけるも、なかなか決めきれなかった。18番では4メートルのバーディパットがカップ右をかすめた。「パー5で獲りきれなかったのがもったいないかな。最後も決めたかったパットではあった。なんとかアンダーで回りたかったけれど、回り切れずだった」と肩を落とすが、それでもイーブンパーのラウンドには「まずまずのスタートができたかなと思う」と前向きな言葉で振り返る。
同コースでの昨年大会はトータル6アンダー・17位タイに入ったが、ルーキーイヤーだった22年大会ではポアナ芝のグリーンに苦戦し予選落ちに終わった。だが、この日は28パットにまとめ、グリーンを攻略。「早いスタートだったからグリーンがきれいだったし、自分の打ちたいところに打ち切るということにフォーカスしてできたと思う」と、この好感触はあすも継続していきたいところだ。
Video: https://youtu.be/ouZYPAKO3Qc