試行錯誤を重ねる渋野日向子は試合に出続けなければ「壁」を乗り越えることはできない(羽川豊)
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ファンが注目した渋野日向子の今季初戦「ホンダLPGAタイランド」は通算1オーバー69位。2日目に7バーディー、1ボギーの66で通算6アンダーの17位まで浮上するも3日目以降に大きく崩れてしまいました。
昨年から新たなコーチの下でスイング改造に取り組んでいるそうです。アドレスに入るとバックスイングの軌道を確認するルーティンを行い、トップはやや高くなっています。ゆっくりクラブを上げて、そのタイミングで振り抜けばいいボールを打っていましたが、スイングのことばかり気にしては目の前の1打に集中できません。
昨年までのフラットなインサイドアウトのスイングではティーアップできる1打目や平らなライからならコントロールできても、左足下がりやつま先下がり、またはラフからのショットでは精度が落ちます。修正の方向性は誤っていませんが、試合中はショットがしっくりこないというような表情を何度も見せていました。
私にも経験がありますが、練習で会得したことが、試合でたった1球ミスをすると積み上げてきたものがゼロになってしまう。自信を失い、何をどうすればいいのかわからなくなって迷路に入り込む。ショットでもアプローチでもパットでも、どこかに不安を抱えた状態では優勝を意識するどころか、スコアをつくれず予選落ちばかりが気になる。常に注目されている選手なら、苦しさはなおさらです。それでも試合に出続けて、課題をひとつずつクリアし、新たなスイングをつくりあげていくしかありません。
Video: https://youtu.be/iP8xv85ZeDo
今シーズンは期待はしていませんですがタイランドでの66は今後プレーに良い方向に行くと良いですね。
渋野が今オフに新しいコーチに付いたと言う報を聞き、今大会を期待していたのだが、
ガッカリでした、バックスイングの切り返しが多少遅くなったぐらいで、外は全く以前
と同じで横降りはそのまま、コーチが横ぶりをを推奨しているとは思えないので、矢張
り彼女はあくまで横ぶりスイングで復活を目指しているのでしょうね、何故にこれほど
に横ぶりスイングに固執しているのが私には分かりません
私は以前から今の横ぶりスイングでは復活は無理です、と繰り返し言っていますが、
アップライトスイングでトップで溜をを作り、思い切り振り抜けば、スイングアークが
大きくなり、ブレも抑えられるし、ヘッドスピードが増し飛距離が伸びるという、素人
でも解る簡単な理論をコーチは進言しないのだろうか、言っても渋野が受け入れないの
か、、、彼女が強かった時はアップライトで、豪快に振り切っていたのにと多くの人が
指摘しています。
今試合も日本人プレイヤーの中で指定席の最下位、インタビューでは泣きたいのを必死
に堪えて質問に答えていました、ホテルに帰って声を出して泣いているでしょうね、
もうこうなったら、あのレジェンド”岡本綾子”に弟子入りし、厳しく指導してもらうこと
を提案しますね、技術は勿論、精神面を重点的に指導して欲しいですね、彼女は今、気持
が不安定で方向性を見失っていますから、さしもの渋野でも岡本綾子の言う事だったら
素直に受け入れるでしょうから、
当時、芸術品とまで言われた、あの森田理香子の完成された美しいスイングを今の迷え
る子羊、渋野にも伝授して欲しいと願っています。岡本さんお願いします!
前のスイングの時、テイクバックトップで手首を寝かせる癖がついてしまった。スイングの時手首は前後にしか動かしてはいけません。クラブを振り下ろし始める時に手首がすこしでも横に倒れているとクラブがブレる原因になります。