グリップ回帰でフィーリング復活 渋野日向子「痛みを“利用”してスイング」

グリップ回帰でフィーリング復活 渋野日向子「痛みを“利用”してスイング」



グリップ回帰でフィーリング復活 渋野日向子「痛みを“利用”してスイング」
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海外女子メジャー◇全米女子オープン 事前(5日)◇

渋野日向子はクラブの握りについて問われると、「戻しました」と即答した。左手の痛みを抱え、4週前の国内ツアー「宮里藍サントリーレディス」からテンフィンガーグリップに変更。同大会、さらに2週前の「KPMG全米女子プロ」を戦ったが、「これから先を考えたら、これ(テンフィンガー)でずっとやっていくのはかなりきつかった。難しさを感じた」。ペブルビーチに入ってから、再び左右の指を絡めるインターロッキングを復活させた。

「スイングのイメージが湧かない」と漏らしていた2週前に比べ、「もちろん、これ(インターロッキング)の方がコントロールはしやすい。絶対にそう」とコメントも歯切れが良い。スイングをはじめ、トーナメントを戦いながら自分と闘っていた印象だった全米女子プロから、しっかり目の前の難コースに向き合えている感覚もある。

「治ることが一番ですけど、ちょっと時間はかかるかもしれない」と完全に不安が消えたわけではないことを示唆しつつ、従来の握りでショット練習にも時間を割けていることにうなずく。「試合では逃げられないし、結局やらなきゃいけない。(痛めた箇所は)職業病だし、付き合っていくとして、この痛みを“利用”してスイングできるようになればいいな」とも言った。

Video: https://youtu.be/cYicZ3O9T6k

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