大山志保「最後はいいガッツポーズができました」
[2015/07/10]
鈴木愛と並んでイーブンパーの暫定18位タイで初日を終えた大山志保 全米女子オープン(2015)(1日目) 写真・Getty Images
全米女子オープン(7月9日~12日、米国ペンシルベニア州・ランカスターCC、6460ヤード、パー70)
メジャー第3戦目の全米女子オープン初日。日本人選手最上位につけたのはベテランの大山志保。前半は3番でボギーが先行し、8番、9番の連続ボギーで3オーバー。後半は11番、13番と最終18番のバーディで巻き返して70。イーブンパーの暫定18位タイでホールアウトした。
「最後はカラーからパターで、まさか入ると思っていなかった(笑)。前半はぜんぜんダメで3オーバー。もうダメかと思ったらナイスカムバック。後半3アンダーで回れたらいいなと思ったけど、回れるとは思わなかったです。最初は丁寧に丁寧にと思ってやったら、ふだんないようなミスをしてしまったから、後半に入って思いっきり行こうと。気持ちの切り替えがよかったと思います」
前半は3オーバーとグリーンに苦戦。
「パットはカラーからも含めて3回は外している。グリーンはすごく読みにくく、すごくいいストロークしても、あれ、今の違ったんだって。日本とはぜんぜん違います。切れそうに見えて切れなかったり、パットのストロークはここ最近で一番よかったのに」
首位とは4打差で2日目を迎える。
「1オーバーとイーブンは全然違う。1オーバーでもいいなと思ったら最後入ってくれた。最後はいいガッツポーズができました。そうしたら観客もやってくれて、こういうのがアメリカっぽい(笑)。明日は最終組からラス前、2時半スタートというのも久しぶり。気持ちを切らさず最後まで集中してプレーしたいです」
【主な日本人選手のコメント】
鈴木愛(暫定18位タイ、5バーディ、3ボギー、1ダブルボギーの70、イーブンパー)
「14番のダブルボギーは、ティショットが右のバンカーで、かなりつま先下がりのライ。目の前のアゴが気になってフックをかけたいと思って打ったけど、アドレスがしっかりと取れず、ちょっとダフってしまいました。メンタル面をしっかりしないとすぐにダボ、ボギーがきてしまう。明日以降、修正したいところです」
横峯さくら(暫定33位タイ、3バーディ、4ボギーの71、1オーバー)
「前半はショットが左に左に行って、ボギー発進になってしまった。後半はショットが立て直せたかなと思うけど、パッティングが1メートルを2度外してしまったりとか、すごくもったいないのが多かった。今日はイーブンパーを目標にしていたので、ちょっと残念ですけど、明日また頑張りたいと思います」
森田遥(暫定33位タイ、2バーディ、3ボギーの71、1オーバー)
「スコアとしてはそんなに悪くないけど、詰め切れてないところがたくさんあって、パッとしない一日。ちょこちょこゴルフする感じでした。今日はイーブンが目標でした。明日の目標も欲が出ると思うので、かといって抑えすぎても……。難しいです」
山口すず夏さん(暫定85位タイ、3バーディ、6ボギーの73、3オーバー)
「結構疲れました。試合は頭も使うのでメンタル的に疲れた。3バーディは上出来、でも8番と9番、17番と18番、上がりの2ホールずつで連続ボギーにしてしまったのが悔しいし、もったいなかったです。明日はボギーを打たないようにしたいです」
宮里美香(暫定128位タイ、5ボギー、1ダブルボギーの77、7オーバー)
「苦しいゴルフは後半だけ。なかなかチャンスをモノにできなかった流れで、7番でダボを打ってしまった。上がり3つで4オーバーも打ってしまったので、今日は本当にそこだけだと思う。明日は自分ができる範囲のことをしっかりやるしかない。悔いのないプレーがしたいです」
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引用元
http://news.mynavi.jp/news/2015/07/10/331/