小柳ルミ子 マイベストソング12曲(歌詞付)  Rumiko Koyanagi 12 My Best Songs

小柳ルミ子 マイベストソング12曲(歌詞付)  Rumiko Koyanagi 12 My Best Songs



小柳ルミ子 マイベストソング12曲(歌詞付)  Rumiko Koyanagi 12 My Best Songs
00:00 01 わたしの城下町
02:59 02 瀬戸の花嫁
06:17 03 京のにわか雨
09:47 04 漁火恋唄
13:09 05 春のおとずれ
16:15 06 冬の駅
20:05 07 幼き友を恋うる歌
23:57 08 雨・・・(Live)
28:41 09 雪の花
32:39 10 折り返し悲しみ行き
36:44 11 みだれ髪
40:39 12 お久しぶりね

01 わたしの城下町 歌詞
  作詞:安井かずみ 作曲:平尾昌晃

格子戸をくぐりぬけ
見あげる夕焼けの空に
だれが歌うのか 子守唄
わたしの城下町

好きだともいえずに
歩く川のほとり
往きかう人に
なぜか 目をふせながら
心は燃えてゆく

家並が とぎれたら
お寺の鐘がきこえる
四季の草花が咲き乱れ
わたしの城下町

橋のたもとにともる
灯のように
ゆらゆらゆれる
初恋のもどかしさ
気まずく別れたの

橋のたもとにともる
灯のように
ゆらゆらゆれる
初恋のもどかしさ
気まずく別れたの
  【 1971年4月25日発売 】
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02 瀬戸の花嫁 歌詞
  作詞:山上路夫 作曲:平尾昌晃

瀬戸は日暮れて 夕波小波
あなたの島へ お嫁にゆくの
若いと誰もが 心配するけれど
愛があるから 大丈夫なの

だんだん畑と さよならするのよ
幼い弟行くなと泣いた
男だったら 泣いたりせずに
父さん母さん 大事にしてね

岬まわるの 小さな船が
生れた島が 遠くになるわ
入江の向うで 見送る人たちに
別れ告げたら 涙が出たわ

島から島へと 渡ってゆくのよ
あなたとこれから 生きてくわたし
瀬戸は夕焼け 明日も晴れる
二人の門出 祝っているわ
  【 1972年4月10日発売 】
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03 京のにわか雨 歌詞
  作詞:なかにし礼 作曲:平尾昌晃

雨だれが ひとつぶ頬に
見上げれば お寺の屋根や
細い道ぬらして にわか雨がふる
私には傘もない 抱きよせる人もない
ひとりぼっち 泣きながら
さがす 京都の町に
あの人の 面影
誰もいない 心に
にわか雨がふる

日が暮れて 鴉が帰る
人はみな 家路を急ぐ
河岸をぬらして にわか雨がふる
雨の日も鐘は鳴る むせぶように鐘は鳴る
指を折って かぞえながら
祈る 京都の町に
あの人の 幸せ
愛をさがす 心に
にわか雨がふる
  【 1972年8月10日発売 】
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04 漁火恋唄 歌詞
  作詞:山上路夫 作曲:平尾昌晃

誰にも言わずに
裏木戸をぬけて
海辺の坂道 駆けてゆく
紅い椿の散る道で
やさしく胸に 抱かれたことも
今では帰らぬ 夢なのね
ハアー 沖でゆれてるヨー
アー アノ漁火は
好きなあなたが
好きなあなたが
鳥賊つる小船ヨー

あなたが得意な
ふるさとの歌も
これから私は 聞けないの
引いたおみくじ 木に結び
私があの日 願ったことも
今ではかなわぬ ことなのね
ハアー 波も冷たかろー
アー アノ沖ではヨー
添えてあげたや
添えてあげたや
この手のぬくみをー
  【 1972年11月10日発売 】
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05 春のおとずれ 歌詞
  作詞:山上路夫 作曲:森田公一

春のなぎさを あなたとゆくの
砂に足跡 のこしながら
はじめて私の家(うち)にゆくのよ
恋人がいつか 出来たらば家へ
つれておいでと 言っていた父
夢に見てたの 愛する人と
いつかこの道 通るその日を

お茶をはこんだ 障子の外に
父とあなたの 笑う声が
聞こえて来たのよ とても明るく
幸せなくせに なぜ泣けてくるの
母のほほえみ 胸にしみたわ
帰るあなたを 見送る道は
おぼろ月夜の 春の宵なの
  【 1973年2月25日発売 】
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06 冬の駅 歌詞
  作詞:なかにし礼 作曲:加瀬邦彦

白い 朝もや 流れる
冬の淋しい 停車場
あなたの無事を祈って
これが運命(さだめ)とつぶやくの
恋はすべてを奪って
汽車の窓から手をふる
愛はすべてを与えて
涙こらえて 立っている
ひと駅だけでも あなたと一緒に
朝の汽車に 乗って いきたかった
わたし恨んでいないわ
悲しい思いしたけど
恋に苦しむ女は
きっときれいになるという

夜の海辺に座って
遠くまたたく灯台
にじむ涙でみつめて
ひとりぼっちを かみしめる
恋は別れて終るの
なんの便りもくれない
愛は別れて始まる
心ひそかに 待っている
ひと駅だけでも あなたと一緒に
朝の汽車に 乗っていきたかった
わたし泣いたりしないわ
今も未練はあるけど
涙の河をわたって
人は大人になるという
そうよ 人は大人になるという
  【 1974年10月10日発売 】
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07 幼き友を恋うる歌 歌詞
  作詞:藤公之介 作曲:井上忠夫

仲良き友と 二人して
思いを寄せた 人がいた
われに譲れと 泣きながら
頼みし少女の 目の涙

おい越しざまに 恋文を
手渡し逃げた 男の子
なつかし友よ 君もまた
移ろう季節を 数えしや

緑も深き ふるさとは
変わらず今も あるだろうか
幼き友の 顔と顔
たどりし思い出 夢枕
幼き友の 顔と顔
たどりし思い出 夢枕
  【 1975年9月10日発売 】
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08 雨・・・ 歌詞
     作詞・作曲:中島みゆき

(セリフ)
いつか降り出した 雨
雨の音は 忘れていた悲しい調べを
遠い何処かで そっと奏で始めるの

そうよ だましたのは私
心こわれたのは あなた
どうせあなたも うそつきな
旅人と 思ってたのよ

裏切られた思い出に
いつか覚えた氷芝居
さみしがり屋のあなたには
それが一番の仕打ちだった

冷たい雨、雨、雨、雨、 いまさら
あなたが こんなに愛しい
冷たい雨、雨、雨、雨、 私を
あの頃に 連れて戻って

生まれて初めて 逢うひとが
あなたなら 良かったけれど
裏切られすぎて 私は
いまさら 素顔になれない・・・

裏切られた思い出に
いつか覚えた氷芝居
さみしがり屋のあなたには
それが一番の仕打ちだった

冷たい雨、雨、雨、雨、 いまさら
あなたが こんなに愛しい
冷たい雨、雨、雨、雨、 私を
あの頃に 連れて戻って

冷たい雨、雨、雨、雨、 いまさら
あなたが こんなに愛しい
冷たい雨、雨、雨、雨、 私を
あの頃に 連れて戻って
  【 1978年11月25日発売 】
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09 雪の花 歌詞
  作詞:門谷憲二 作曲:西島三重子

雪ですね今夜は どうしてますか
あいあい傘で歩きませんか
あれからずいぶん 悲しみが
心に積もっている 私です

待ちましょう 今夜もあなたのことを
今さら泣いて 何になるのでしょう
心のなすまま この恋に素直に
流されて いたいから

寒い寒い寒い 夜がつづくから
たまには私のところへ 来て欲しい

こんこんと 降りしきる
ぼたん雪の花が 散る晩は
あなたに 抱かれながら
つかのまの夢を 見ていたい

雪ですね あなたもながめてますか
心は今も 変わりませんか
暦の上では 一年
もうすぐ知り合った 春まじか

捨てましょう 小さな迷いなんか
まぶたを閉じて 眠りましょうか
心に舞ってる 雪の花かぞえて
来る来ない 来る来ない

寒い寒い寒い 夜がつづくから
たまには私のところへ 来て欲しい

こんこんと 降りしきる
ぼたん雪の花が 散る晩は
あなたに 抱かれながら
つかのまの夢を 見ていたい

こんこんと 降りしきる
ぼたん雪の花が 散る晩は
あなたに 抱かれながら
つかのまの夢を 見ていたい
  【 1978年11月25日発売 】
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10 折り返し悲しみ行き 歌詞
  作詞:門谷憲二 作曲:西島三重子

あなたの降りる 終着駅まで
あとひとつになりましたね
あふれる想いが 言葉にならず
こうしてついて来たのに
誰でも一度 通りすぎてゆく
別れという 小さな駅
あなたが降りたら 私はひとり
このままひき返すのね
ドアがひらいて みんな急ぎ足
どうしたの あなたの駅よ

これ以上 私を泣かせないで
お願い ふりむかないで
折り返し 悲しみ行きの
発車のベルが なりひびく

あなたの胸に 抱かれるたびに
数えきれず 通った駅
ひとつひとつを おぼえた頃に
さよならなんて 悲しい
ホ-ムのはしの 電話のかげから
まだあなたは見ていたわね
欲しくはなかった そんなやさしさ
心に焼きつくから
自分自身で 愛に賭けたのに
どうしたの 私は泣くの

これ以上 私を泣かせないで
お願い ふりむかないで
折り返し 悲しみ行きの
発車のベルが なりひびく
  【 1978年11月25日発売 】
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11 みだれ髪 歌詞
  作詞:喜多條忠 作曲:平尾昌晃

愛するほどに 愛されたいと
想う女は 愚かでしょうか
いとしき人に この胸を
ひろげてみたき 夏の宵
砂丘に咲きし 花のごと
砂に風に夢に吹かれて
ああ みだれ髪
心にかかります

てのひら照らす 花いちもんめ
あなたに逢える その日をねがい
宵待草に だずぬるは
宿命(さだめ)のつらさ はかなさか

夜空にかかる 銀の河
頬に指に星は光りて
ああ みだれ髪
心に流れます

夜空にかかる 銀の河
頬に指に星は光りて
ああ みだれ髪
心に流れます
  【 1982年5月21日発売 】
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12 お久しぶりね 歌詞
      作詞・作曲:杉本真人

お久しぶりね あなたに会うなんて
あれから何年経ったのかしら
少しは私も 大人になったでしょう
あなたはいい人 できたでしょうね

お茶だけのつもりが
時のたつのも忘れさせ
別れづらくなりそうで
なんだか こわい

それじゃ さよなら元気でと
冷たく背中を向けたけど
今でもほんとは 好きなのと
つぶやいてみる

もう一度 もう一度 生まれ変わって
もう一度 もう一度 めぐり逢いたいね

お久しぶりね こんな真夜中に
あなたから電話をくれるなんて
おかしいくらい まじめな声で
私に迫るから 眠気もさめた

もしも今でも一人なら
映画みたいな恋をして
愛を育ててみたいねと
笑ってみせる

それじゃ さよなら これっきりと
冷たく受話器を置いたけど
涙がしらずにあふれ出す
どうかしてるね

もう一度 もう一度 生まれ変わって
もう一度 もう一度 めぐり逢いたいね
もう一度 もう一度 生まれ変わって
もう一度 もう一度 めぐり逢いたいね
  【 1983年7月21日発売 】

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