五輪選考レース独走 早田ひな、混合複制してまず1冠!史上4人目の3冠へ好発進

五輪選考レース独走 早田ひな、混合複制してまず1冠!史上4人目の3冠へ好発進



来年に迫ったパリ五輪の代表選考ポイントレースで女子の首位を走る早田ひな(日本生命)は、張本智和(IMG)と組んだ混合ダブルスで2連覇を達成。伊藤美誠(スターツ)と組む女子ダブルスでは初戦となった4回戦に快勝すると、同じく初戦となった午後の女子シングルス4回戦も大川真実(愛知工大)を4―1で下し、1日で計3種目4試合をこなすハードな1日を乗り切った。
 混合ダブルスで2連覇を達成し、表彰式と休憩を挟んで迎えたシングルスの初戦では、現役大学生選手を相手に第1ゲームを落とす不覚を取った。しかしそれは「混合で張本選手が打って返ってきたボールを打つので、程良くボールが飛んでくる。それがシングルスに入る時の難しさ」といい、女子同士の試合に感覚を合わせ切れなかったことが原因。第2ゲーム以降は「相手の弱いところで勝負ができた」と修正を図り、4連取で快勝した。

 5連覇の懸かる女子ダブルスでは、シングルスでは最大のライバルと言える伊藤とペアを組む。勝ち進めば決勝で当たる相棒でありライバルだが、早田は「美誠は人と違う感覚があり、それが世界で通用する。ライバルだけど、お互いを高め合える存在」と意識する。昨年は準優勝だったシングルスでは3年ぶり2度目の優勝を目指しており、「どの相手に当たっても、向かって行く気持ちで頑張りたい」と宣言。18年の伊藤以来となる、史上4人目の3冠を目指す

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