スイングした際のフォローを安定させるためのドリルを紹介します。ハンカチなどの小道具を用意するだけの簡単なドリルなので、練習場でいつでも取り組むことができます。ダフリが多くて悩んでいる方には特におすすめです。諸見里しのぶプロのゴルフレッスンコーナー「諸見里しのぶのShinーGiーTai~心技体Golf~」
【紙面記事】https://www.chunichi.co.jp/article/118696?rct=moromizato
このドリルは、ハンカチなどを左脇に挟んでスイングすることで左脇に自然と意識を持たせて、フォローを安定させることが狙いです。ハンカチでなくても、手袋やティー(ティーペグ)など小さくて重たくない物なら何でもOKです。
ダフったり振り遅れたりしてくると、フォローが安定しなくなってきます。ダフるということはクラブのリリースが早かったり、体の傾きが早くてクラブが先に下りてきたりすることなどが原因です。それだけで、フォローがアウトサイドに出て行きやすくなってしまいます。
そこで、左脇に物を挟むと自然に脇を締める意識ができます。何も挟まずに自分で締めようとすると、力感が強くなってしまい左肩や首などが緊張してしまいます。ハンカチなどの軽い物を、落とさないくらいの力感で意識をするとちょうど良い感じになります。
この時はフルショットではなく3/4くらいに力を抜いてスイングします。脇に物を挟んだ状態だと肩が左右のどちらにも下がらず、平行に動くイメージをつくることができます。脇が締まっていることによってフォローが真っすぐ、もしくはインサイドにしっかりと振り抜いていける意識を持てるようにもなります。
もう一つ、ダフってしまった時などリリースポイントが早くなってしまいがちな時におすすめのドリルがあります。グリップを離した状態でクラブを持って、しっかりと体全体を使ってハーフショットくらいでスイングすることです。
グリップを離した状態だと、手だけを使って打ってしまうとリリースが早くなってしまうので、アドレス時の前傾をキープしながら体の回転を意識して打っていくことが大切です。
この時に気を付けるポイントは、グリップエンドの位置です。リリースが早いとグリップエンドが右方向を向いてしまいます。また、振り遅れてしまうとグリップエンドが先を向いてしまいます。
この練習では、グリップエンドが常に自分のおへその方向を向いたまま動くイメージを持ちながらだと、少しずつ感覚が合ってきやすくなります。ダフリや振り遅れが気になってきた時は、ぜひ試してみてください。
【しのぶのひとりごと】笹生優花選手は海外でも通用する…生で見てみたい!
女子ツアーにすごい選手が出てきました。8月に2戦連続優勝した笹生優花選手です。パワーがあって、アプローチも上げたり転がしたりと何種類も持っています。まだ19歳なのに、あれほどたくさんの引き出しを持っている選手はあまりいないのではないでしょうか。
初優勝を飾ったNEC軽井沢72では、勝負どころだった最終日の16番パー5で、残り195ヤードあったつま先下がりの第2打を6番アイアンでピンのそばにつけました。体が強くないと傾斜地であんなスイングはできませんし、それを勝負どころでやってのけるところもすごかったです。
彼女のプレーを見ていると、かつて米ツアーで一緒にプレーしたことのある台湾のヤニ・ツェン選手を思い出しました。体の強さ、軸のしっかりしているスイングの感じ、ロングアイアンのすごさなどはヤニに近いと感じます。
精神面の強さも素晴らしいです。あの若さで最後まで淡々と、冷静に、堂々とプレーしていました。海外でも十分に通用する選手だと思いますし、活躍するシーンを想像するとワクワクします。
今、私が最も実際にプレーを見てみたい選手です。テレビの映像でも「こんなに飛ぶんだ」「次はどう攻めるんだろう」と見ている人に感じさせる、楽しいゴルフをしています。今は無観客の試合が続いていますが、早く生で見てみたいです。
▼諸見里しのぶ(もろみざと・しのぶ) 1986(昭和61)年7月16日生まれ、沖縄県名護市出身。身長160センチ。ダイキン工業所属。おかやま山陽高を卒業後、2005年のプロテストに合格。06年にツアー初優勝し、09年には6勝を挙げ賞金ランキング2位と躍進した。国内メジャー大会3勝を含むツアー通算9勝。昨季限りでツアーの第一線から退いた。
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捻転に関して教えてください❗️宜しくお願い致します
いつも。参考にさせていただいております。
左ワキを閉めるのは参考になりました。
次の回で飛ばす身体の回転を教えてください。
容姿もフォームも美しい~