【渋野日向子】優勝!勝負強さ発揮し鈴木愛に勝利 2019年 第38回エリエールレディスオープン(最終日) Hinako Shibuno

【渋野日向子】優勝!勝負強さ発揮し鈴木愛に勝利 2019年 第38回エリエールレディスオープン(最終日) Hinako Shibuno



2019年11月24日(大会最終日)
2019年賞金女王も意識される11月の試合、鈴木愛と同じ組での優勝争いが見どころ
最終日バック9に入り、16アンダーから18アンダーに7人いるという状況。トップで同じ組で回っている鈴木、渋野が後半のホールを好対照な表情を見せ、攻めのゴルフを貫いた渋野が大会を制した。
15ホールから18ホールの鈴木愛との戦いをまとめました。

00:19 15H(Par4) 森田選手、鈴木愛選手、渋野選手が18アンダーでトップ。鈴木は2019年の賞金ランクトップ、渋野はこの年の8月に全英女子オープン優勝で注目を浴び、日本でも3勝し賞金女王も意識される試合。鈴木は第2打をピン横1.5mのバーディチャンスにつける。対する渋野はピン奥4mとするがこれを沈めバーディ。鈴木にプレッシャーを与える。鈴木は短いパットを左に外しパーとする。この時点で渋野が単独トップに躍り出る。これでTODAY6アンダー。
02:15 16H(Par3) 渋野はグリーン右に外すがバンカーは免れる。鈴木はグリーンに乗せるものの段を登り切れず1段下に落ちてしまう。渋野第2打のアプローチではカップに当たるも勢いが強くインならず。鈴木も段下から良いパットをするが1mオーバー。両者パー。
04:53 17H(Par5) ティーショット。渋野はフェアウェイに落とすが、鈴木は池ポチャ。鈴木はの第3打はグリーン手前、池のショックを引きずり冴えない表情を見せる。渋野は攻めの第2打を打つが左に曲げあわや池ポチャの危険もあったがグリーン手前に止まり、ホッとした表情を見せる。残り2ホールとなったところで対照的な二人の表情が印象的。渋野は第3打を寄せきれず残った6mのバーディパットも1.5mオーバー。鈴木は第3打をピン奥4mにつけパーを狙うが惜しくも入らずボギーをたたく。渋野はしっかりパーセーブ。
10:46 18H(Par4) 渋野1打リードで向かえた18H。ティーショット、渋野は右ラフ、鈴木はフェアウェイに落とす。強風の中での第2打、鈴木は低い弾道でグリーンを捉えピン横3m。渋野はラフからピン手前4mにつける。鈴木は3mのバーディーパットを決め意地を見せたが、渋野はしっかりパーを取り単独トップの19アンダーでホールアウト。
最終組で回っていた森田は17アンダーで向かえた18Hの第2打をカップインできず渋野の優勝が決定する。

最後まで攻めの姿勢を崩さなかった渋野が2019年国内4勝目を飾った(海外全英女子オープン優勝もこの年)。

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