下北沢のまちづくりとは何だったのか?【『造景2022』 出版記念シンポジウム  】

下北沢のまちづくりとは何だったのか?【『造景2022』 出版記念シンポジウム 】



2022年10月8日に「下北沢」のまちづくりをテーマに、年刊本『造景2022 』出版記念シンポジウムを開催いたしました。
本映像は、20年以上にわたる「下北沢」再開発のキーパーソンとなった複数の関係者と共に今までの街づくりの経過を振り返り、今後の街づくりにおける魅力的な生活像の在り方を共に探ります。

年刊本『造景2022』(発行:建築資料研究社)
https://zoukei.site/zoukei2022/

★試し読み★
https://onl.tw/3TQTd1C

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【目次】
00:00-01:23   シンポジウム概要
01:40-09:15   はじめに -『造景』編集長挨拶
09:16-10:04     第一部 登壇者紹介
10:53-01:08:00 第一部 - 都市像としての下北沢
01:08:08-01:09:35 第二部 登壇者紹介
01:09:41-02:21:18 第二部 - みんながつくるシモキタ
02:22:25-02:39:39 まとめ
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【 シンポジウム開催概要 】
「造景」2022年版 出版記念シンポジウム
下北沢のまちづくりとは何だったのか?
― 都市計画道路問題から、みんながつくるシモキタへ ―

日時:2022年10月8日(土)18:30~21:30
会場:北沢タウンホール
主催:建築資料研究社/NPO法人グリーンライン下北沢
後援:日本建築学会/日本都市計画学会/世田谷区/世田谷ポートランド都市文化交流会

登壇者:
■はじめに
八甫谷邦明(『造景』編集長)
■第一部 都市像としての下北沢
小林正美(明治大学教授)
出口 敦(東京大学大学院教授)
保坂展人(世田谷区長)
小林正典(国土交通省都市局総務課長)
■第二部 みんながつくるシモキタ
吹田良平(株式会社アーキネティクス代表)
橋本 崇(小田急電鉄株式会社まちづくり事業本部エリア事業創造部課長)
菊池祥子(京王電鉄株式会社開発事業本部開発推進部開発担当課長)
柏 雅康(しもきた商店街振興組合理事長)
小柴直樹(世田谷区施設営繕担当部長)
関橋知己(一般社団法人シモキタ園藝部代表理事)
下平憲治(歯科医/下北沢Never Never Land店主 )

若い人たちに人気のある下北沢の街では、2003 年以降の都市計画道路問題から始まり、小田急線の連続立体交差事業を経て、20 年以上にわたる街の大改造が行われてきましたが、最近の小田急線線路跡地の「下北線路街」や京王井の頭線高架下の「ミカン下北」の開発により、コロナ禍に負けず、一段と賑わいを取り戻しています。まだ駅前広場の最終的な整備は完了していませんが、再開発関係の街づくりの流れについてはほぼ一段落を迎え、今後は下北沢全体に広がる新しいコミュニティー活動が期待されています。一方、今までの深刻で複雑な都市問題に関する議論については、知る世代も減りつつあり、次第に風化の傾向をたどっていることが懸念されています。本シンポジウムでは、今までの下北沢の街づくりの経過を関係者と共に丁寧に振り返り、今後の街づくりにおける魅力的な生活像の在り方を共に探ります。

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年刊本『造景』公式サイト
https://zoukei.site/

― 造景について ―
『造景』は、1996年に「まちづくりと地域おこしのための総合専門誌」として創刊。創刊号は、前年に起きた阪神淡路大震災を踏まえて「神戸復興」の大特集を組みました。
隔月刊からスタートした『造景』は、途中より季刊に変更となり、2002年に通巻36号をもって惜しまれつつ休刊となりましたが、しかしその後、復刊を望む声が多く集まり、2019年に刊行形態を年刊として17年ぶりの復刊を実現しました。

この間に都市や地域をめぐる諸問題は新たな局面を迎えており、特に巨大災害と復興の問題、また急速な人口減少への対応など、いずれも喫緊の課題が迫ってきています。
そこで復刊した『造景』は、「災害復興からコミュニティ再生まで地域マネジメントを支援する」ことを使命とし、毎号意欲的な特集に挑んでいます。

最新刊2022年版では下北沢の特集「変貌する街シモキター対立からマネジメントへ」の他にも、「文化的景観と地域づくり」「熊本の災害復興まちづくり」の2本の特集を組むなど、盛りだくさんの内容となっています。
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#下北沢 #まちづくり #再開発 #まちづくりモデル #下北 #シモキタ #建築 #講演会

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